クロモリランドナーに興味のある方に贈る有名メーカーの代表バイク10選

2016/09/19

クロモリロードバイク 自転車の知識

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以前書いたものを更にランドナーに絞ってピックアップしてみました。

日本で購入可能なクロモリランドナーを有名メーカーから一台選ぶかたちで10台集めています。過度に高額なバイクではなく現実的に購入しやすい価格帯でそろえていますので、幅広い方にとって参考になるのではないかと思います。




① Surly(サーリー) 「Long Haul Trucker」

・WEBサイトリンク
http://surlybikes.com/bikes/long_haul_trucker
完成車価格 ¥不明(18万円程度?)


サーリーにはアイコンバイクが多数ありますが筆頭に来るのはロングホールトラッカーでしょう。

長く確保されたホイールベースと26インチホイール(※フレームサイズによっては700Cになります)という低重心スタイルは正にロングライドに特化した設計ですね。クラシックでありながら現代的というルックスも幅広いシーンにマッチします。価格帯としてはやや高めではありますが、使い勝手として考えると購入候補の上位に入ってきそうです。



② Jamis(ジェイミス) 「AURORA」

・WEBサイトリンク
http://www.jamis-japan.com/aurora.html
完成車価格 ¥126,000-


知名度としては劣りますが、サーリーの対抗馬とも言えるバイクがこちらの「オーロラ」ではないでしょうか。完成車としては非常に珍しいことにバーエンドコントラーが採用されています。チューブにレイノルズ520が使用されているというのも注目するべきポイントですね。

こちらもロングホールトラッカー同様に現代的なルックスをしているので街中を通っても違和感がありません。ホイールサイズは700C、タイヤサイズは32Cまで対応可能です。ランドナーというよりもツーリングバイクといった趣ですが、余程のこだわりが無い限り問題はないでしょう。

唯一残念なのがサイズ展開が小さいところ、日本では50cmと53cmしか展開されないようです。



③ ARAYA(アラヤ) 「FED」

・WEBサイトリンク
http://araya-rinkai.jp/bikes2016/4364.html
完成車価格 ¥62,000-


アラヤ工業が数多く展開しているツーリングバイクの中で最も安価なモデルがこちらの「FED」です。おそらく有名メーカーの中で国内で購入できるものとしては最安のものになるのではないでしょうか。

ホイールサイズは26インチ、シフターはランドナーらしいWレバーになっています。操作性という面では劣ってしまいますが、往年の自転車愛好家の方には外せない要素かもしれませんね。440mmという小さいフレームサイズが展開されているのも珍しいです。




④ 丸石サイクル 「エンペラー(ツーリングマスター)」

・WEBサイトリンク
http://www.maruishi-cycle.com/products/emperor/e-tm1.html
完成車価格 ¥110,000-


王道の中の王道、丸石サイクルの「ツーリングマスター」。パッと見た感じはごく普通のランドナーですが、細かい部分(※書くと長くなってしまうので省略)に強いこだわりを感じる漢の自転車です。

<追記>
こちらのサイトに詳細な解説があります。
http://blog.livedoor.jp/lightcycle/archives/52714226.html



⑤ Bianchi(ビアンキ) 「Ancora」

・WEBサイトリンク
http://www.cycleurope.co.jp/bianchi/bikes/road/steel/ancora_tiagra_10sp.html
完成車価格 ¥175,000-


お洒落系ツーリングバイクの代表格でもあるビアンキの「アンコラ」です。遠目からでもビアンキと分かるチェステカラーには普遍的な価値を感じます。

こちらもシフターはWレバー、2017年モデルでは新型ティアグラが採用されているので3×10の30段変速という小学生が喜びそうな数字が提示されています。サドルがさり気無くブルックスであることも見逃せないところでしょうか。スマートな外見とは裏腹に十分に本格的なツーリングが可能なモデルに仕上がっています。

自転車ネタからは外れますが、かつてのビアンキにはモーターバイクもありました。



⑥ VIGORE(ビゴーレ) 「山と旅の自転車」

・WEBサイトリンク
http://vigore.co.jp/gooddesign/atb-tourer2/
完成車価格 ¥150,000~


『果たして今でも注文ができるのだろうか』という疑問もありますが(限定生産とのこと)、面白そうですよね「山と旅の自転車」。詳細ついては公式サイトの方がずっと分かりやすく載っていますね。




⑦ MIYATA(ミヤタ) 「Eiger」

・WEBサイトリンク
http://www.miyatabike.com/miyata/lineup/eiger/eiger.html
完成車価格 ¥129,900-


ミヤタのアイガーはツーリングマスターに負けず劣らずの正統派ランドナーです。

ホリゾンタルフレーム・26インチホイール・カンチブレーキ・ダブルレバーとランドナーのアイコンとなる要素がきちんと揃っています。

ツーリングマスターとの比較ですが、オプションやホイール周りを見る限りではツーリングマスターの方が一枚上なのかなぁと思ったりしますが、フレームはやっぱりミヤタの方がいいのではないかとも思ったりします。ちなみに『アイガー』はスイスにある有名な山の名前となっています。




⑧ Panasonic(パナソニック) 「OJC3/FJC3」

・WEBサイトリンク
http://cycle.panasonic.jp/products/pos/custom_order/2016/fjc3/
完成車価格 ¥170,000~


これまで取り上げたバイクの便利要素を全て詰め込んだような高機能なランドナー。アイガーのように泥除けを分割することができ、ツーリングマスターのようにフロントフォークをそのまま抜くことが出来るようになっています。ダウンチューブ下にボトルゲージ台座が付いているのも何気にありがたいポイントです。

パナソニックのフレームは精度にも定評がありますし、パーツの選択やカラーオーダーなど細かいところまで手の届くオプションが揃っています。資金に余裕があれば真っ先に候補に挙がるのがこのフレームかもしれませんね。

ちなみにパナソニックのオーダーシステムで注文するものは全てメイドインジャパンです。



⑨ GIOS(ジオス) 「SPAZIO DROP」

・WEBサイトリンク
http://www.job-cycles.com/gios/collection/detail/cyclocrosstouringurbanbikeseries/spaziodrop-flat/index.html
完成車価格 ¥115,000-


お洒落系ツーリングバイクの代表格その2、ジオスのスパジオドロップです。

 基本的な装備はクラシックなランドナーと変わりませんが、こちらはランドナーというよりも完全にツーリングバイクといった装いですね。これで旅をすると非常に目立ちそうです。




⑩ ARAYA RALEIGH(ラレー) 「CLS Club Special」

・WEBサイトリンク
http://www.raleigh.jp/bikes/3139.html
完成車価格 ¥133,000-


お洒落系ツーリングバイクの代表格その3、ラレーのCLS Club Specialです。こちらもランドナーではなくツーリングバイクという趣ですね。ルックスは非常にクラシックですがデザインとして洗練されているためどことなくモダンな雰囲気も感じます。

ホイールサイズは700C、サドルにはBROOKSのB17が採用され、ホイール(リム)にはエンペラーと同様にダブルウォールが採用されています。見栄えばかりの復刻モデルではない本格的なツーリングバイクです。

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