アートサイクルスタジオの完成車「S770」を買ってみました

2015/07/20

S770 クロモリロードバイク

t f B! P L

低価格ロードバイクで有名(?)なアートサイクルスタジオの完成車です。

購入に至った経緯は至って単純で、ホリゾンタルで無印のクロモリフレームを探していたらこれくらいしか選択肢がなかったというものです。ジオメトリも表示されていないものを買うのはどうなのかという面もありますが。

S660と多少迷いましたが、「フレームがきっちりとした水平ホリゾンタル」「ディレーラーの差(※変速性能よりもディレーラー・クランクがブラック)」「S770は最初からホイールがR501」ということを考慮してS770へ。WEB上の情報を見る限りでは実際の性能は特に変わらない様な気もしますね。

梱包に関してはこちらを参照されて下さい。

コンポのグレードについては用途次第だと思いますが、個人的にはエントリー程度で十分なのではないかと思います。S770は最も下のエントリーモデルとなっており、上位にティアグラモデルである「S870」と、105モデルである「S1500PRO2」が存在しています。




S770について

ざっくりとスペック情報を持ちだせば、以下のような内容の完成車です。

・そこそこ軽いクロモリフレーム(S770のSはスチールのSなのでしょう)
・コンポはシマノSORA
・ホイールはシマノR501
・完成車重量は10.2kg(※ペダル無しの会社側公表値、サイズは不明)

より詳しい情報は下のアドレスを参照されて下さい。

http://item.rakuten.co.jp/artcycle/s770pro2?s-id=top_normal_browsehist&xuseflg_ichiba01=10001034#s770pro2

まだ乗ってもいないのですが中々に面白いバランスで組まれていると思います。そのまま使用しても日常の脚やサイクリングとしては十分に使える内容になっていますし、カスタムすることで性能を上げていける懐を残しています。流石にレースは難しいとは思いますが、意外に上級者の方でも楽しめる一台なのではないでしょうか。

個人的には変速性能は特に不要でしたので内容としてはジャストフィットです。欲を言えばもう一万円くらい安かったら最高だったのですが・・・できれば6万円以下で収まっていてくれれば・・・。


S770(というかアートサイクルスタジオ?)の整備状態ついて

ある程度のカスタム用のパーツが届くまで乗るつもりが無いので何ともですが、流石に届いてすぐ乗るというのはきびしそうです。とりあえず届いたホイールの玉アタリはかなりきつくなっていましたね。

ディレーラーについてはそもそもチェーンに給油がされていない状態ですので、「とりあえず上から下まで変速は出来ます」といったところでしょうか(SORAですのでこの程度なのかもという感じもありますが)。ブレーキについては効き具合の好みがあるので何とも言えないところです。

通販で購入される方は知識がある方だと思いますので特に問題は無いと思いますが、全く無知識ではちょっと危ないかなぁ・・とも思う所です。この辺りのグレードでしたら無知識の状態から勉強としてはじめてみるのも面白いかもしれませんが。




S770に使われているパーツについて

メモ書き的な内容ですが、以下からS770(500mm)に使われていたパーツの詳細情報です。

・サドルについて


サドル重量は300g程度。許容できない範囲ではありませんが、もう50gくらいは軽くしたいですね。サドルは意外に高価だったりするので、余っているサドルを探したいところです。

・シートポストについて


シートポストは非常に重く320g、しかも角度調整ができません。これはちょっと困るところ。


径は27.2mm。かなり重たいので、できれば100gくらい削りたいところです。

ところで、WEBサイトには「シートピラー SP-150 25.4」と書かれていますが、これは間違いですね。別のモデルにはきちんと「SP-150 27.2mm」と記載されています。

<追記>
現在は修正されているようです。

・ハンドルについて


ハンドルに関しては情報が全くありません。径の表記もありません、うーん・・・・。

ハンドル幅は(芯-芯)400mmのようでした。径に関しては、とりあえずOSサイズではありません。

・ステムについて


ステム重量は180g、これもちょっと重いですね。

どちらにせよ長さは変えなければいけなくなると思いますが、ステムを変えるべきかハンドルを交換すべきかちょっと迷います。ハンドルをOSサイズにしてしまえば余ってるステムが使えて非常にお得です。

最初からハンドルを交換する場合は、「バーテープは巻かないで送って下さい!」とお願いするのもいいかもしれません。アートサイクルスタジオが受けてくれるのかは分かりませんが・・。

・シールは綺麗に剥がせます



シールは綺麗に剥がせるようになっています。完全無地も可能です。


・あれこれパーツを外した状態で5.95kg


想定しているカスタム箇所を取り外した状態で計測して5.95kgとなりました。

取り外している部分は以下になります。

・ホイール
・ステム
・シートポスト
・サドル


ハンドルをどうするべきか迷います。クロモリフレームであれば細い方が見た目としてはきれいだと思うのですが、既にステムがゴツイので今更そんなんことを気にしてもなぁ・・という感もあります。

ハンドルの重量を調べたところ、WEB上で「DR-AL39Bが349g」という記述を見つけました。この数字が正確なのであれば、交換した方が良いかもしれません。

・参考URL
http://blogs.yahoo.co.jp/cyaritake/13014726.html

・ホイール周りについて


説明が前後しますが、カセットスプロケットはシマノのHG50(9S)。ギア比は12T-27Tでした。


チェーンはシマノのHG53(9スピード)。9スピードチェーンはどんどん数が少なくなっているようなので予備で2~3本くらい持っておく方がいいかもしれません。

ちなみにチェーンコマ数は108個となっており、サイズ換算上の規定数になっていました。

http://www.geocities.jp/jitensha_tanken/chain_link.html

スプロケ間距離415mm(※素人計測)/フロント50T/リア27Tで計算して107リンク、偶数化して108個。よりワイドレンジ化する場合はスプロケだけではなくチェーンも交換しないといけませんね。




大体以上のような内容となっていました。

目標としてはペダル無しで9.0kgを基準にしていたのですが、よっぽど軽いホイールを選ばないと難しいところですね。ライトウェイト?いやいや・・・。

http://furamika.blogspot.jp/2016/06/12.html
関連記事「クロモリロードバイクに興味のある方に贈るフレームメーカー20選」

http://furamika.blogspot.jp/2016/10/reynolds525520102016.html
関連記事 「フレームにReynolds525(520)が使われているクロモリロードバイク完成車10選」

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